ハリボテの楼閣

ようこそ!何もないけど、くつろいで。

「僕は明日、昨日の君とデートする」を読みました

近頃本を読んでいなかったので、通学途中にある本屋に立ち寄ってぶらぶらしていたら目に止まった本が「僕は明日、昨日の君とデートする」でした。 だいぶ前に周りでこの本が軽いブームになってたんですが、一足遅く僕も読みたくなりました。 みんなこの本はいい!って言ってたので、絶対面白い、というか感動する、と思いましたけど、これってミーハーの言葉ですかね? 個人的にミーハーと言われるのは辛いですが。

感想

導入部分からドキドキしました。読んでいた場所が電車内だったんで、臨場感もついて最高でした。 …まぁ僕の周りはおっさんだらけでしたが。

京阪のシーンもあるんですけど、ほんの数日前に京阪に乗ったばっかりだったんで、書いていることを見ながら「そうそう!」って感じて、この本に運命感じちゃいました。 京都知っている方は余計楽しめると思います。 京都っていう場所のチョイスもぴったりですね。泣きそう。 途中で散りばめられたフラグがメキメキって大きくなっていく感覚を味わえる素晴らしい展開でした。

クライマックスのところですけど、最高ですよ。 2度言いますけど、最高ですよ。 心の奥底がドキドキして、息苦しくなって読むスピードが落ちました。これから何週間はこのシーンを何回読み直すかわからないですね。

全体としては、短い感想がぽつぽつ挟まっている雰囲気が好みにドンピシャでした。 合間に挟まる「なんていいんだろう。」とかよくありません?

表紙のイラストは後半の2人でしょうか?なんてこと考えるのも楽しい。 彼女のうつむき加減がよそよそしい感じ。

この本を読んで若返った気がします。 ありがとう。